こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。
現在、副業についての情報が氾濫しています。「一体、どれを信じたらいいのかわからない」というのが、副業を始めたい人の本音ではないでしょうか。
副業を始めようと思うのであれば、基本的に道は3つあります。それは、
1、人手を募集しているところに応募する
2、自分で事業を興す
3、情報商材等に取り組む
この3つです。
1は、要はアルバイトに応募をするということです。
Uber Eatsなど、応募型のギグワークも、アルバイトに近いといえば近いと言えるでしょう。しかしUber Eatsは契約上、個人事業主になっていますので、「雇用契約で守られていない」という意味において、損をしているかもしれません。
2は、個人事業主のことです。個人事業主は自分で事業をつくりますから、アルバイトなどとは違い、自分で事業をコントロールすることが可能です。
サラリーマンと掛け持ちをすることで、経営が不安定になりがちな個人事業主のデメリットもある程度はカバーでき、かつサラリーマンにはない自由度を得られます。
3の情報商材は、確かに取り組みやすい面はあります。しかし将来的なことを考えた場合、あまり長続きしないことが多いでしょう。転売ヤーにせよ、FX投資にせよ、長期間に渡って安定した収入を得られる未来図は、描きにくいのが実情です。
もし、あなたが「副業で個人事業主を始めたい」と思ったとしましょう。その際、必要なものが2つあります。「商品」と「顧客」です。
このうち、商品は必ずしも自分でつくらないといけないわけではありません。世の中には、「この商品を誰かに売って欲しい」と思っている人が大勢います。
よって、ビジネスにおいて、必要不可欠なのは“顧客”です。買ってくれる相手がいなければ、ビジネスが成立しません。
日本では毎年、4万者以上の企業が休廃業・解散をしていますが、そのうちの約4割が赤字によるものです(2020年版中小企業白書・小規模企業白書 概要)。
休廃業の原因は1つとは限りませんが、「売上不足=顧客がいない、足りない」ことも一因になっているのは間違いないでしょう。
顧客不足に陥る要因の1つとして、売り手が「顧客=お金を払ってくれた人」だと考えていることが挙げられます。
もし、お金を払ってくれた人だけを顧客と思っているのだとしたら、多くの見込み客を取りこぼしている可能性があります。本来は顧客になるはずだった人に丁寧に対応していなかったり、そもそもアプローチする相手が少なかったりして、「顧客がいない、足りない」状態になっているのです。
世の中には、「良い商品をつくれば、お客さまはわかってくれる」と思い込んでいる事業主がたくさんいます。しかし、普通はお客さまが自らやってくることなど、ほとんどありません。
大事なのは、「ビジネスを成立させるためには何人の顧客が必要なのか?」「そのために、何人の見込み客を集めなくてはいけないのか?」ということ。
つまり、顧客を募ることが大切なのです。
私は、サラリーマン経営者をしていた時に、時計のアウトレット店を最大14店舗、展開していました。その時、スタッフには「お客さまの求める商品が他店にあるなら、商品のところまでご案内するように」と指導していました。
お客さまにご満足いただくことで、今すぐ買わなくても、「あそこへ行けば欲しいものが買える」という印象を残すことができます。
ビジネスのキモとは、顧客に「あなたから買いたい」と言ってもらえるようになること。これが、「生涯顧客をつくる」ということなのです。
※セミナーの詳細は、こちらからご確認ください↓
★俣野成敏最新セミナー★
https://www.matano.asia/seminar/
ありがとうございました。
★副業オンラインアカデミー『The Second Phase』